ü日記

Hey!Say!JUMPをこよなく愛するDD

「教科書で学べない災害」を観て(八乙女光くん出演)




「教科書で学べない災害」で流れた映像はどれも衝撃的なものばかりだった。記憶に新しい東日本大震災津波で家も車も流されている映像を見たときは「本当に同じ日本で起きていることなのか?」と信じられないでいたのを思い出した。
関西でも阪神淡路大震災というとても大きな災害が起きた。阪神淡路大震災の時、私は家庭の事情で父の実家で生活していた。そのため、軽い揺れ程度で大震災を経験していない(正直、幼かったこともあり記憶もほぼない)。運が良かったと言われればそうかも知れないが、離れて暮らしていた母が被災した。母の実家は1番被害が大きいとされている場所にあった。教科書に出てくるような場所が身近にあるし、きっと伊野尾くんが演じたカラフト伯父さんの舞台にもなっていた場所であろう。

今でも私は阪神淡路大震災が起きた日には必ず黙祷をする。阪神淡路大震災希望の灯火として毎年行われるルミナリエにも毎年行く。ボランティア活動にも参加したことがある。その度に阪神淡路大震災というのは忘れてはならないものだと思い知らされる。しかし、時間が経つというのは恐ろしい。体験をしていないとその恐ろしかった記憶がどんどん薄れていってしまう。
母は今でも阪神淡路大震災を思い出すのが辛いと言っている。それほど震災というのは人の心に影響を与えるものなんだ。何年経ったって何十年経ったって経験した人は忘れられない。

「天災は忘れた頃にやって来る」
そう、起きてからじゃ遅いんだ。

普段の生活のなかで災害について考える機会はほとんどない。しかし、幅広い世代に人気のアイドル、嵐の櫻井くんや若い世代に人気のHey!Say!JUMPの光くんがこうやって番組に出演し、災害のことを伝えてくれるだけでいろんな人に知ってもらえるいいキッカケになった。もちろん私も災害について知ることができた。
災害の怖さを知らないからこそ観なければいけない番組であり、今出来ることを大切にしないといけないと思えるとてもいい番組だった。